2019年が始まりました

 明けましておめでとうございます。皆様にたくさんの幸せがやってくる1年でありますよう願っております。

 さて、私はといえば、開業4年目に突入して、気持ちも新たに燃え上がる1年にしたいと思っています。昨年の手術・内視鏡件数はこれから整理していきますが、どの分野もまだまだ満足できるレベルではありません。肛門手術・上部下部内視鏡・漢方診療・内科診療が当クリニックの核です。

 肛門手術のレベルアップに終点はありません。肛門手術に本格的に取り組み始めて7年、研究会でお会いする先生たちのレベルにはまだ遠い。学会や研究会に参加して吸収するともに、懇親会でよくコンタクトをとって、いろんなことを教えてもらおうと思います。私の師匠、大阪中央病院の斎藤先生の手術見学にも行きたい。今年は休診をしてでも、そのような刺激を受けに出張も考えています。

 内視鏡、特に大腸内視鏡は、まだまだ無痛で短時間で挿入できない場合も多くあります。苦痛の無い挿入をすることを今年の課題にしたいと思います。50歳以上の方にはできるだけ大腸内視鏡を勧めて、1例でも治る段階の大腸がんのみつけたい。

 漢方薬の勉強をし始めて20年ですが、実力はまだまだです。脈診・舌診・腹診をもっと意識した診療をして、確実性を高めたい。今年はそういう漢方診療をマスターして、患者様のお困りになっていることを少しでも解決していきたいと考えています。

 内科疾患で定期受診される方も増えてきました。ガイドラインに精通し、全国レベルの治療を深めていきたいです。

 早い話が、私の中ではとても満足できる診療のレベルではありません。もっと高く、もっと強く、勉強すべきことは山のようにあります。外科医として手術を20年してきました。今度は地域の方々に役に立てるプロフェッショナルとして、地力をつけていく一年にしたいと思います。

 当クリニックを育ててくださるのは、受診される患者様です。全力で診療してまいりますので、本年もよろしくお願い致します。

 


 開業して3年、あの頃は田んぼに囲まれて広々した土地でした。うちのクリニックとローソンしかありませんでした。

 昨年の後半から田んぼが整地され、ずっと住宅建設が続きました。今、5軒建っています。あと4軒くらい建ちそうで、間もなく地鎮祭のところもあります。うちの隣の田んぼも買い手が決まっているらしい。住宅地になるんでしょうね。のんびりしていたこの土地も大きく変貌していくようです。

 来年のお正月にはどうなっているんでしょうか。