ブログを定期的に更新するのって、難しいですね。日常診療に追われてしまうとあっという間に1か月がたってしまいます。
カルテ番号はNo.900を昨日突破しました。101から始めたので、800名の方々にお越しいただきました。開業して間もなく7か月です。1か月と少しで100名の新患のペースです。
7月までの実績です。
肛門手術:67例(外来で行った小手術も含めると77例)
胃内視鏡検査:68例
大腸内視鏡検査:20例(4月からの4か月)
今年4月から田辺市胃がん健診で胃内視鏡が検査として初めて認められたので、5月連休以降胃カメラブームになりました。ピロリ検査はしたことがない人はもれなく検査し、陽性の方には除菌をしています。将来の胃がん発生の背景になるからです。眠って知らない内に終わっています。
ピロリ除菌を行っても、ピロリによる慢性炎症による影響は10数年以上続きます。それまでは1年ごとに胃カメラを行う必要があります。
本当は、胃がんが60歳以上で増えていく病気であることを考えると40歳代後半に胃カメラをして、ピロリ除菌を行うと、60歳になるころにはピロリの影響がなくなるのですが、この年齢の方々はあまり検査を受けてくれません。
厚生労働省は、ピロリ検査を保険診療で行うにはどうしても胃カメラをさせないと気が済まないようです。
眠って行う胃カメラなら、少しでも多くの方々が検査を受けやすくなるんではないかと考えています。迷っている方がいれば、是非胃カメラを受けて、ピロリがいるかいないかを調べることをお勧めします。
それにしても胃カメラと肛門手術がほぼ同じというクリニックは、うちくらいじゃないでしょうか。
大腸内視鏡検査はまだ始まったばかりですので、これからです。
ちょっと落ち着いて漢方薬治療の教科書を、始めからきちんと読みたいなと思っている、暑い夏の昼下がりです。
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